植栽の配置・配色 実践編

足下を茂らせてまとまりを
配置
足下を茂らせることで、レンガや石など、床材のかたい印象が和らぎ、空間全体の雰囲気がよくなります。こんもりと立体的に配置するとまとまりが生まれます。花や葉の形が異なる草花を組み合わせると動きが出ます。
白や紫に色づくプリムラ・マラコイデスに、ムルチコーレの黄色がアクセント。
ハラン、ハゲイトウ、ペンタス、コリウス、インパチエンスなどの組み合わせで立体的な植栽に。
濃い紫の房状の花が美しいヘリオトロープとピンク色が可憐なアグロステンマ。
配色にワンポイント
配色
同系色の中に差し色を入れてポイントづくり。パステルカラーや緑色中心の組み合わせに、鮮やかな色をワンポイントで加えると、視点が定まり、全体がスッキリと見えます。
カラフルな葉色と葉形の変化が魅力のクロトンで空間に締まりを。
チューリップのピンクがワンポイントに。
空間、壁面を立体的に彩る
配置
壁や階段なども植栽のキャンバスに。草花を立体的に飾ることで、空間にアクセントが生まれ、お庭の雰囲気が変わります。ハンギングバスケットやツル植物を活用してみましょう。
丈夫で育てやすいカロライナジャスミンを階段にはわせて雰囲気づくり。
ブルーサルビアとフクシアを彩りにしたハンギングバスケット。
コンテナでアクセント
配置配色
地植えできない場所やちょっと寂しいスペースには、コンテナで植物の彩りを。花だけではなくグリーンを入れると自然な雰囲気に仕上がります。選ぶコンテナによっても表情が変わります。移動できるので、お手入れもしやすくなります。
お庭のコーナーをコンテナで装飾。
グリーンと合わせて落ち着いた雰囲気に。