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キュウリの育て方
春から育てる果菜類

栽培カレンダー

キュウリの栽培には、支柱立てやわき芽取り、摘芯など、少し手がかかる作業もありますが、採れたてのみずみずしさは家庭菜園ならではです。

栽培カレンダー

育て方の手順

1用意するもの

培養土(おいしい野菜ができる土)、20リットル容コンテナ、肥料(フルセット776)、殺虫剤(アドマイヤー)(使用はお好みで)、苗を用意します。

  • フルセット776は有機入り配合肥料(窒素7%・リン酸7%・カリ6.5%配合)

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2苗の植え方

  • トマトの苗を用いて撮影した写真です。

種の植え方(1)

(1)コンテナの6〜7分目まで培養土を入れ、元肥としてフルセット776をスプーン1杯(30g)程度入れます。肥料を入れたらよく混ぜます。

種の植え方(2)

(2)苗をポットから外して、コンテナ中央に置きます。ポットを外すときは苗を傷つけないようにしましょう。

種の植え方(3)

(3)虫を寄せ付けたくない場合は、殺虫剤(アドマイヤー)を小さじ1杯(1〜2g)まきます。

種の植え方(4)

(4)苗の根鉢が隠れるように培養土を加えます。

種の植え方(5)

(5)苗と培養土が密着するように株元を軽く押さえます。

種の植え方(6)

(6)苗にわき芽が出ているようなら取りましょう。ハサミを使用すると病気を持ち込む可能性があるため、手で摘み取ります。

種の植え方(7)

(7)苗が根付くまでは風であおられると生育が遅れるので、仮支柱を立てて、8の字に交差を描くようにひもで誘引します。

種の植え方(8)

(8)コンテナの底から水が出るくらいまでタップリ灌水します。灌水の頻度は夏場は1日2〜3回、冬場は1回が目安になります。

3育て方

支柱立て

育て方(1)

支柱を4隅に立てて、支柱を囲むようにらせん状にひもを結んでいきます。株の生長に合わせてつるをひもに誘引します。または、栽培ネットに這わせてもよいです。支柱の高さは150cm程度にします。

わき芽取り・摘芯

育て方(2)

6節以下のわき芽(子づる)は全て摘み取ります。7節以上の子づるは1〜2個実がついたら先を摘芯します。親つるは支柱の高さで摘芯します。
※下図参照

支柱立て

育て方(3)

1番果が肥大すると株の生長が遅くなるので、小さいうちに収穫します。

施肥

育て方(4)

追肥のタイミングは果実が見え始めた頃から10日おきに、化成肥料(フルセット776)を大さじ1杯分(30g)まきます。

育て方(5)

4収穫

収穫(1)

長さが20cm程度になったら収穫します。キュウリは生長がとても早いので、毎日観察しましょう。

病虫害対策

株間が狭く、枝や葉が密集すると、風通しが悪くなり、日当たりも悪くなります。暗くて湿気が溜まりやすくなると、害虫や病気が発生しやすくなります。

株間を十分に与えた野菜は、日当たりもよくなり、根をよく張って大きく元気に育つので、病虫害が出にくくなります。

果菜類などを育てている場合、葉が茂りすぎて株元の風通しが悪くなることで、害虫や病気が発生しやすくなります。そこで、下の方の傷んできた葉などは、こまめに摘葉しましょう。じゃまな枝葉を整理することで、風通しが良くなり、光も入るようになるので、株元から病気も発生しにくくなります。)。

病虫害対策

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野菜づくりのお悩みQ&A

野菜づくりでは「わき芽取り」と「摘芯」が大切といいますがなぜですか。
実のつきをよくして、収穫量を増やすことができるからです。

わき芽とは、茎(主枝)と枝(側枝)の分かれ目から伸びる芽のことです。トマトなどの夏野菜では、わき芽をそのままにしておくと栄養が分散されて実つきが悪くなり、風や日光の妨げとなり病気や害虫がつく原因になります。こまめに摘み取り、一本仕立てにしましょう。

摘み取りは、ウイルスの感染を防ぐため、ハサミを使わず手で行います。傷口が乾きやすい晴天の早朝がお勧めです。

摘芯は、生長が盛んな茎やつるの先端を摘み取る作業です。野菜の性質に合わせた目的で行います。

トマトやキュウリなど、草丈が高くなりすぎて作業がしにくくなる場合、先端を摘芯して主枝の生長を止めます。そうすることで、一つひとつの実により多くの養分が行き渡ります。

<その他の野菜の例>

バジルやシソなど、葉や茎を収穫するハーブ類などは、収穫時に、わき芽が出た節のすぐ上の主軸部分を摘み取ると、わき芽(側枝)が伸びて枝数も増やせるので、収穫が増えます。

また、スイカなどのつる性の野菜の場合、親づるよりも子づるや孫づるなどによい実がつきやすいので、親づるを摘芯して子づるの生長を促進させます。

キュウリの実の形が悪く、味も良くありません。
肥料や水が不足しているかもしれません。

キュウリは多肥を好み、乾燥に弱い性質があります。実の生長も早いため、実がなり始めると、それまでより多くの肥料と水を必要とします。肥料や水が不足するとストレスのため、実が曲がったり、先の方が細くなったりします。

「キュウリやナスは水で大きくする」という話もあります。日中に葉がしおれるようではおいしいキュウリはできませんので、たっぷり水をあげてください。

また、2週間に1回は追肥をするようにしましょう。

ただし、あまり大きくなってから収穫すると、株を疲れさせてしまい、次のキュウリがなりにくくなります。長く収穫を楽しむためには、20センチ程度で収穫するとよいでしょう。

ガーデニングのプロが教える
ワンポイント・アドバイス
住友林業緑化

キュウリは蔓性なので、支柱を立てて茎を誘引しながら育てましょう。蔓が茂ってくるとかなりの重量がかかり、また風圧も受けるので、しっかりしたものを立てます。

また、キュウリは野菜の中でも病害虫の発生しやすい野菜です。梅雨時から高温期にかけて、べと病やうどんこ病に注意しましょう。葉に黄色い病斑が出るのはべと病、葉に白い粉をふりかけたような病斑はうどんこ病です。高温多湿な時期に肥料切れになると発生しやすいのでご注意ください。

キュウリを栽培するときに、摘芯や摘葉をさぼると、蔓がたくさん出て絡み合ったり、葉が茂りすぎたりします。あまり茂りすぎると、逆に収量が減ってしまうため、適切に摘芯や葉摘みを行う必要があります。主枝の先端が支柱の上まで伸長したら、生長点を摘み取る摘芯を行いましょう。

こちらの野菜もオススメ!

ミニトマト

ミニトマト
苗から植え付けるのが簡単。大玉のトマトより育てやすく、実がたくさんなるので、生長が楽しみな野菜です。

ナス

ナス
苗から植え付けるのが簡単。水を切らさずうまく管理をすれば、長期間収穫を楽しむことができます。

ピーマン

ピーマン
苗から植え付けるのが簡単。次々に実がなり、長く収穫が楽しめます。完熟した赤いピーマンが食べられるのも家庭菜園ならでは。

ダイコン

ダイコン
収穫まで2カ月程度かかりますが、あまり手がかからず育てやすい野菜です。品種の豊富さも魅力です。