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コマツナの育て方
春から育てる秋から育てる初心者向け葉菜類

栽培カレンダー
野菜はそれぞれ種まきに最適な時期が決まっていますが、中には比較的長い期間種まきができ、栽培期間が短いものがあります。
その筆頭がコマツナです。コマツナは真冬を除いて一年中栽培でき、種まきから4〜5週間で収穫が可能です。
育て方の手順
1用意するもの
培養土(おいしい野菜ができる土)、14リットル容コンテナ、肥料(フルセット776)、コマツナの種を用意します。
- フルセット776は有機入り配合肥料(窒素7%・リン酸7%・カリ6.5%配合)
クラブフォレストオンラインショップでは、住友林業緑化の「おいしい野菜ができる土」などがご購入いただけます。
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2種の植え方
(1)栽培コンテナに培養土を入れ、10〜15cmの間をあけてまき溝を2本つくり、種をまきます。
まき溝づくりは箸などを利用するとよいでしょう
(2)種は1cm間隔程度にまきます。まきおえたら、土を薄くかけ、ジョウロでたっぷりと水を与えましょう(コンテナの底から水が流れ出るぐらい)。
コマツナの種はとても小さいものです。
3育て方
1週間後に間引き
(1)1週間程度で発芽がそろったら、3cm間隔に間引きます。間引きは1回だけ。葉が込みはじめてきたら、間引きのタイミングです。
(2)形の悪い葉を間引きましょう。
(3)手で摘み取るのがむずかしければ、ハサミで切ってもかまいません。
(4)間引いた後は土寄せをしておきましょう。
2週間後に追肥
(1)本葉が2〜3枚になったら、条間に肥料(フルセット776)を10gまきます。
(2)肥料をまいたら、土と混ぜ、株をまっすぐ立たせるように土寄せをしましょう。
3週間後に追肥
前回同様、2回目の追肥をします。生長がよければ、追肥はしないでもかまいません。
45週間程度で収穫
葉の長さが20cmを越えたら収穫時期です。株間をあけるように、1つおきなど間引きながら収穫すれば、長く楽しめます。
4週間後の様子。もうそろそろ収穫可能です。
5週間後の様子。収穫しましょう!
病虫害対策
コンテナ菜園で病害虫を予防するなら、防虫ネットが効果的です。
ただし、一部のコンテナに防虫ネットをかけても、他のコンテナでアブラムシなどが発生すると、すき間などから防虫ネットのあるコンテナにも虫が入ってきて、繁殖してしまいます。なので、防虫をするなら、まわり全体で虫を寄せつけない対策が大切になります。
自分の菜園だけでなく、周囲の菜園や花壇などからも害虫はやってきます。ベランダなどでは、羽のあるアブラムシはある程度ネットなどで防げますが、近隣からはってくる虫は防げません。境界付近に定期的に熱湯や木酢などを流すなどの対策で、ある程度侵入は防げます(隣人とトラブルにならないように注意しましょう)。
野菜づくりのお悩みQ&A
- 野菜に虫が発生したらどうしたらよいのでしょうか。
- できるだけ早くに捕殺し、大発生を阻止しましょう。
害虫や病気は、まん延してからでは対処の仕方がありません。発見が早ければ早いほど、被害を最小限に食い止めることができます。
害虫を見つけたら、その場で捕殺しましょう。アブラムシなどは、1日放置しておくだけで、その数が何倍にも増え、手の施しようがなくなってしまいます。また、アオムシなども1匹しかいないことはまれですので、葉の裏側など、付近をよく観察して取り逃がしのないようにしましょう。虫食いの後や糞などを見つけたら、その周辺をくまなく探しましょう。
小さな虫など、直接取りにくい場合には、古くなった筆などでなで落としたあと水で流すとよいでしょう。ダニやアブラムシなどには、牛乳を薄めたものを塗りつけるか霧吹きで噴霧すると退治できます(牛乳が乾くと、虫が呼吸できなくなり死滅します)。
アブラムシによって萎縮してしまった葉
ガーデニングのプロが教える
ワンポイント・アドバイス住友林業緑化
「コンパニオンプランツ」という言葉をご存知でしょうか。
コンパニオンプタンツとは、一緒に育てることで、病害虫の予防になるなど、互いの生長によい影響を与え共栄しあうとされる植物のことです。
キク科植物(レタス、リーフレタス、シュンギク、サンチュなど)の独特の香りには、モンシロチョウ、ヨトウムシ、コナガなどの害虫を忌避する効果があります。これらの害虫はとりわけアブラナ科植物(キャベツ、サンチュ、ダイコン、コールラビなど)を食害しやすいので、アブラナ科植物と一緒にキク科植物を育てることで、害虫防除になります。
ただし、過度な期待は禁物です。100%完全に防除できるわけではなく、栽培環境により防除効果は大きく左右されますので、虫がついていないか毎日観察するように心がけましょう。
コマツナ(周り)とリーフレタス(中央)
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