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ルッコラ(ロケット)の育て方
春から育てる秋から育てる初心者向け葉菜類

栽培カレンダー
ルッコラ(ロケット)の一般的な種まきの時期は春は4〜6月頃、秋は9〜10月頃です。栽培期間は栽培地域の条件によりますが、30〜40日です。
ルッコラはゴマの香りがするハーブです。さわやかな辛さが料理の味を引き立ててくれます。
育て方の手順
1用意するもの
培養土(おいしい野菜ができる土)、14リットル容コンテナ、肥料(フルセット776)、ルッコラの種を用意します。
- フルセット776は有機入り配合肥料(窒素7%・リン酸7%・カリ6.5%配合)
クラブフォレストオンラインショップでは、住友林業緑化の「おいしい野菜ができる土」などがご購入いただけます。
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2種の植え方
(1)培養土を入れたら、深さ1cm程度の種まき用の溝をつくります。溝の間隔は8〜10cm程度。今回使用したコンテナは奥行き30cmくらいなので、溝が3本になりました。
(2)溝に沿って重ならないように種をまきましょう。
(3)まき終わったら、やさしく種を培養土で覆い、水をたっぷりあげましょう。給水ノズル付きのホースの場合、ジョーロに切り替えてやさしく水をかけてください。3〜4日後には芽が出てくるでしょう。
3育て方
約2週間後に1回目の間引きと追肥
(1)種まきを行ってから12日目の様子。
(2)本葉が2〜3枚になったら、第1回目の間引きをするタイミングです。
(3)株間が2〜3cmとなるように、苗を間引いていきます。
(4)間引きが終わったら追肥です。追肥の量は培養土14リットルあたり、フルセット776を約30g程度列の間にまき、土と混ぜておきましょう。施肥する位置は列の間にするとよいでしょう。
約3週間後に2回目の間引きと追肥
(1)1週間でだいぶ大きくなります。本葉が4〜5枚になったら、第2回目の間引きをするタイミングです。
(2)株間が4〜5cmとなるように、苗を間引いていきます。生育の遅い苗などを優先的に間引きましょう。間引いた苗はサラダなどにぴったりです。
(3)間引きが終わったら追肥です。1回目同様に行いましょう。
41カ月程度で収穫
丈が15cmくらいになったら収穫時期です。
(1)種まきをしてから26日目のルッコラです。
(2)収穫をするタイミングは株の高さが15cm以上になった時です。
(3)ルッコラは辛みが強いので、ホウレンソウやレタスなどと混ぜてサラダにすると、ほのかなごまの香りとさわやかな辛みが楽しめます。
病虫害対策
コンテナ菜園で病害虫を予防するなら、防虫ネットが効果的です。
ただし、一部のコンテナに防虫ネットをかけても、他のコンテナでアブラムシなどが発生すると、すき間などから防虫ネットのあるコンテナにも虫が入ってきて、繁殖してしまいます。なので、防虫をするなら、まわり全体で虫を寄せつけない対策が大切になります。
自分の菜園だけでなく、周囲の菜園や花壇などからも害虫はやってきます。ベランダなどでは、羽のあるアブラムシはある程度ネットなどで防げますが、近隣からはってくる虫は防げません。境界付近に定期的に熱湯や木酢などを流すなどの対策で、ある程度侵入は防げます(隣人とトラブルにならないように注意しましょう)。
野菜づくりのお悩みQ&A
- 葉の裏にたくさんアブラムシが発生。どうしたらいいでしょうか。
- 手で払い落として退治。さらにアブラムシが寄りつかない工夫をしましょう。
これは、ほとんどの野菜に発生する可能性があるアブラムシです。肥料(とくに窒素分)が多いとよく発生します。
アブラムシは野菜の汁を吸うため、大量発生すると野菜は弱り、さらにウイルス病などを媒介するため、注意が必要です。
まず、発生してしまったアブラムシは、すべて軍手などをはめた手で払い落とすかやや強めのシャワーで洗い流しましょう。地面に落ちたアブラムシはやがて死滅します。被害が広がる前に早め早めに対処しましょう。
アブラムシはキラキラしたものを嫌うため、野菜の周囲にキラキラ光るテープを貼ったり、いらなくなったCDやDVDをぶら下げておくと近寄らなくなるという効果が期待できます。
ガーデニングのプロが教える
ワンポイント・アドバイス住友林業緑化
種をまいて育てる野菜は間引きを行わないと、苗が混みあって光や肥料分の取り合いになり、株が弱ってしまいます。適切な株間にするために途中何回かに分けて、形や生育の悪いものを選んで抜き取ります。
それぞれ栽培する野菜によって、間引く回数やタイミングの目安は異なりますが、最後の間引きで適切な株間になるようにします。適切な株間は種袋に記載されていると思います。
間引く際には、残す株を傷めないように、間引く株の根元を2本の指で押さえながら抜き取るようにします。
手で抜き取るのが難しい場合は、ハサミで株元を切ってもよいでしょう。
間引き
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