「照明」編 スタンド照明でくつろげる空間づくり

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スタンド照明でくつろげる空間づくり

お部屋の雰囲気を変えたいときに、間接照明を使う方法があります。いつものスペースに明かりをプラスすることで、素敵な空間を手軽につくることができます。
雰囲気づくりのポイントは、光源となるスタンド照明を置く位置(高さ)と明るさ、電球の色味の3つです。
光源を低い位置にすると、空間全体が落ち着いた雰囲気になります。また、天井やダウンライトのような高い位置の光源と組み合わせることで立体感が増します。
調光機能が付いたタイプは、使う人によって好みの明るさに調節できるので便利です。また、明るくすっきり見える白色系、やわらかなオレンジ色系など、お部屋の用途によって色味を使い分けるのも効果的です。
どんなタイプが良いか迷ってしまったら、住友林業のインテリアコーディネーターにご相談ください。

  • 掲載している照明製品は、2017年12月現在の商品です。品番変更・生産終了となる場合がございますのでご了承ください。

間接照明を置いて奥行き感のある空間に

壁ぎわにスタンド照明を置いたり、植栽の後ろに小さな照明を配置すると、平面な壁に陰影ができ、奥行きのある空間が生まれます。いつもいる場所から離れた場所に照明を置くと、空間を広く見せる効果がアップします。

スタンド照明は高さによって雰囲気が変わるので、低めのタイプを試してみるのも良いでしょう。低い位置から広がる光は、より落ち着いた雰囲気を演出します。

コンパクトサイズの照明は、余分なスペースをつくらずに設置できます。壁面に光を反射させることで、ソフトな雰囲気が生まれ、お気に入りのグリーンの演出にもなります。

《上記撮影に使用した照明はこちら》

コイズミ照明 品番:AT 43709L/AE 43712 E

コイズミ照明 品番:AT 42732 L

足元をさりげなく照らしてくつろぎ感をプラス

ソファやテレビの下などに設置する細長いタイプの照明も、スペースをとらず手軽に部屋の雰囲気を変えられる便利なアイテムです。天井の照明は絞りつつ足元を照らすことで、よりリラックスできる空間になります。
寝室のベッド下に設置すれば、夜中にトイレに立つなどベッドを離れる際に、つまずき防止にもなるので安心です。

足元をほのかに照らす光が安らぎを与えてくれます。設置する際は、スタンドが直接見えないよう、少し離れてチェックしてみましょう。

《上記撮影に使用した照明はこちら》

コイズミ照明 品番:AT 45422 L

床置きタイプの照明はインテリアの一部と考える

床置きタイプの照明を使うと、部屋の雰囲気がグッと変わります。お子様が小さい頃は床置きを控えていたという方は、ぜひトライしてみてください。
設置の際は、スペースと照明器具とのバランスや照明の形も考慮しましょう。

丸型タイプの照明は同心円状に光が広がり、やわらかな印象を与えてくれます。調光機能が付いているタイプがお勧めです。

《上記撮影に使用した照明はこちら》

コイズミ照明 品番:AT 42691 L

ベッドサイドの明かりで寝室を居心地よく

就寝前のひとときは、一日の中でもっともリラックスする時間です。調光機能が付いたタイプは、メインの照明を消しても、ベッドの周囲にほのかな明るさを確保できて便利です。照明は光源が直接目に入らない位置に置きましょう。

寝室の照明は、光をやわらげる効果がある布製カバー付きのものがお勧めです。光の色は温かみのあるオレンジ色系を選びましょう。

《上記撮影に使用した照明はこちら》

コイズミ照明 品番:AT 43714 L

コイズミ照明 品番:AT 42732 L

低コストで種類豊富なLED照明が大活躍!

LED照明の普及により、インテリアで使える照明器具もバラエティ豊かになりました。LEDは寿命が長く、白熱電球よりも消費電力が抑えられているので、気になるコスト面も安心。色味も多彩で、すっきりとした白色系は朝食や勉強する時間などにマッチし、やわらかなオレンジ色系はくつろぎタイムにぴったりです。

色温度:5,000K

朝食や勉強に適した明かり。

色温度:3,500K

団らんに適した明かり。

色温度:2,700K

くつろぎに適した明かり。

光の色は色温度(K)で表すことができます。色温度の数値が高いほど青白く、低くなるにつれて黄色味を帯びてきます。生活シーンに合わせて使い分けると良いでしょう。