給排水設備編
給排水まわりのお手入れをご紹介します。普段からのこまめなお手入れが臭いや詰まりを防ぎます。
お料理や入浴をより快適にするためには、水回りを清潔に保つことが欠かせません。キッチンや洗面所、お風呂、トイレなど暮らしに欠かせない給排水のお手入れ方法をご紹介します。
※当コンテンツでご紹介するお手入れ方法はすべて一例です。設備・製品・部材などによってお手入れ方法が異なる場合がございますので、必ず各設備・製品・部材などの取扱説明書をご覧ください。
給排水設備のお手入れ方法
以下の各項目を選択してクリックすると、項目の下部に詳細記事が表示されます。
- 1. 給排水設備のお手入れ方法
- 2. 排水まわりのお手入れ方法
- 3. 寒冷地での水抜きの方法
- 4. キッチンまわりのトラブル対処法
- 5. 洗濯機の排水まわりでの注意点
- 6. 給水まわりのトラブル対処法
- 7. 排水パイプの注意点
- 1. 給排水設備のお手入れ方法
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1. 給排水設備のお手入れ方法
部位ごとにお手入れの周期や方法が異なります
メーターボックス
【2ヶ月に1回】
メーターボックスと止水栓の位置を確認しておきましょう。メーターは、水の使用量算出のほかに水漏れの発見にも役立ちます。時々チェックしておくと良いでしょう。
断水時の注意
【2週間に1回】
断水後の水には、ゴミが混じったりしています。屋外水栓などで一気に水を流すと、1ヶ所だけで水を出すため、ゴミが各水栓に分散せず、早く水がきれいになります。
【断水時は水栓を閉めておく】
水栓を開いたままホースを洗濯水などに浸しておくと、通水時に汚水が逆流することがあります。
自分でできる漏水点検
まず、水栓類を全部閉めてメーターを見ます。図の「パイロット」が動いている時は、水漏れが考えられます。水圧テストポンプによる水圧試験もできますので、こちらのお問い合わせページからご相談ください(有償となります)。
【気づかない水漏れに注意!】
トイレの水の、ごくわずかな流れっぱなしや、散水栓をはじめ各水栓の接続部分・パッキンの不良によるものがほとんどです。配管漏れや水栓の接続部分の不良などは、こちらのお問い合わせページからご相談ください。
濁り水が出る場合
次のような時は故障ではありません。
【赤茶色の水】
水道工事や断水などの時、水道管の中の赤サビが流れ出したものです。しばらく水を出し続ければ、まもなく無色透明に戻ります。
【白い水】
水中に混じった気泡のため白く見えるものです。白濁が消えれば問題ありません。
- 濁りが消えないなど、ご不安な時はこちらのお問い合わせページからご相談ください。
1階の洗面所が使えない時
もし、1階の洗面所が不具合で洗面化粧台の止水栓を閉めても、2階の洗面所は使えます。もちろん1階のキッチンなどの水栓も使えます。
水漏れしていたら?
【止水栓(器具またはメーター)を止め、補修依頼窓口へご連絡ください】
【応急処置として】
トイレや洗面所など個別の給水で水漏れしている場合は、水漏れしている箇所の器具についている止水栓を止めれば、他の設備は使用できます。それでも止まらない場合や、水道管からの水漏れなどは、すぐにメーター止水栓を止め、こちらのお問い合わせページからご連絡ください。メーター止水栓は宅地内の水道メーターボックス内か、その近くの止水栓ボックス内にあります。
給水パイプの洗浄は可能ですか?
【衛生的で短時間に洗浄できる新しい洗浄方式があります】
健康、衛生面はもちろん、住まいの長持ちの面からも水への関心が高まっており、新しい技術も登場しています。こちらのお問い合わせページからご相談ください。
- 2. 排水まわりのお手入れ方法
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2. 排水まわりのお手入れ方法
部位ごとにお手入れの周期や方法が異なります
キッチン
【油は絶対流さない!】
排水管でいちばん汚れが付着しているのは、キッチンの排水管です。フライパンや皿についた油は、新聞紙やティッシュペーパーなどで、拭き取ってから洗いましょう。生ゴミやゴミかご内のゴミも、流さないように気をつけます。また、食器などを洗浄した後は、水のみを1〜2分流しておきます。こうすることで、排水管への汚れの付着をおさえます。
【熱湯を流す場合は水も流す!】
シンクに熱湯を流す場合は、大量の水も同時に流します。これにより、トラップの変形や、排水管の亀裂・水漏れを防止します。
浴室・洗面所
【髪の毛を流さない!】
浴室や洗面ボウルの目ザラを、こまめに掃除しましょう。特に、髪の毛は排水管の詰まりの原因になります。また、洗濯機用の排水口も、忘れずにお手入れしましょう。
トイレ
【排泄物やトイレットペーパー以外は流さない】
例えば、ティッシュペーパーや生ゴミ、生理用品や下着など、誤って流さないようにしましょう。また、タンク内の水量を減らさないよう、気をつけます。タンク内の水が減ると、排水管の詰まりにつながります。
トラップのお手入れ
【週1〜2回】
【ワントラップ】
例えば、ティッシュペーパーや生ゴミ、生理用品や下着など、誤って流さないようにしましょう。また、タンク内の水量を減らさないよう、気をつけます。タンク内の水が減ると、排水管の詰まりにつながります。
【Sトラップ】
洗面ボウルの流れが悪いときなど、Sパイプを外してお手入れできます。パイプはしっかりと締め戻し、水漏れしていないか必ず点検してください。
排水の詰まり、においは?
【2〜3ヶ月に1回】
脂肪や汚れなどの異物は、排水パイプの詰まりの原因になります。排水パイプの洗剤を2〜3ヶ月に1度くらい使用して、汚れをためないようにしましょう。周りの材質を傷めないよう取り扱いには充分注意して、よく洗い流してください。
- スムーズに排水しない
- 排水時間が長い
- ゴボゴボ音がする
などが生じてきた場合は、高圧洗浄が必要です。素材に合わない方法で行うと、管の損傷につながりますので、こちらのお問い合わせページからご相談ください。
排水マスのお手入れ
年に1〜2度、排水マスを開けて、中とパイプ口を点検してください。雨水や泥を放置しておくと、パイプの中まで詰まることもあります。気になる時は、キズをつけないように掃除します。
排水ヘッダー
排水の流れが悪いと感じたら、床下点検口を開けて排水ヘッダー内の状態を確認してください。排水ヘッダーは半透明なので、充分目視で確認できます。汚れがひどい場合は、こちらのお問い合わせページからご相談ください。
- 排水ヘッダー上部の掃除口は、お客様ご自身では絶対に開けないでください。
- 3. 寒冷地での水抜きの方法
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3. 寒冷地での水抜きの方法
下記の方法で行ってください
水抜きについて
水抜きは、気温が−4℃から−8℃になった頃が目安とされています。地域によっては冷え込んだとき、テレビなどで凍結注意案内が流れるところもあります。一日中、外気温が氷点下の「真冬日」が続いたときも水抜きをしましょう。
寒冷地では、長期間留守にする際、電気や暖房を止めるときは凍結の心配があります。充分注意して水抜きをしておきましょう。【水抜きをしておいたほうがよい場所】
・キッチン ・浴室 ・洗面所 ・洗濯機置場 ・トイレ ・給湯器
【もし凍結してしまったら】
軽い凍結の場合は、水道管(保温筒などは取り外す)や、水栓にタオルか布を巻きつけ、その上からぬるま湯をゆっくりかけます。軽い凍結の場合は、この方法で水が出るようになります。直接熱湯をかけたり直火を当てたり、また電気を直接接続して解凍するのは厳禁です。水栓の破損や火災の危険があります。
水道配管、水栓金具の水抜き
<準備>
まず、水栓を開けて水が出ることを確認し、また閉めておきます。配管が凍結していないことを確認しましょう。
<手順>
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- 水抜き栓またはメーターの元栓を閉めます
- ここで言う「水抜き栓」とは、給湯器やキッチン、トイレまわりなどにある立ち上がり管についている栓のことを指します。
- 水抜き栓のレバーを上(止/水抜き)に上げるか、水抜き栓バルブを右(閉/水抜き)に回して閉めます。メーターの元栓も右に回すと閉まります。
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- 水栓を開けます
- キッチンや浴室・洗面所、洗濯機置場などの各水栓を開けます(2階も同様です)。シャワーホースは、水抜きのため下に置きましょう
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- エアーカランを開けます
- 天井を向いている蛇口=エアーカラン(自動給気弁でないもの)を開けます。
- 1.の前に開けると水が吹き出ることがあるのでご注意ください。
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- 水栓金具を水抜きします
- それぞれの水栓金具や機器の水抜き栓の下に水受けを置き、水抜き栓をゆるめ、水を出します。水抜き完了後は、開けた栓を閉めておきましょう。
注意
水栓金具の種類によって、水抜き栓の位置や形はいろいろです。機器メーカーの取扱説明書をよく読んで水抜きを行ってください。
給湯器の水抜き
<準備>
水抜きはガス栓を閉め、水抜き栓かメーター元栓または機器近くの給水元栓を閉めた状態で始めます。
<手順>
【風呂側の水抜き】
- 浴槽の水を排水します。
- 風呂リモコンの運転スイッチを「入」、「熱く」スイッチを「入」にし、循環口からの排水を確認し、2分程度そのままにしておきます。
- 2階の浴室など、浴槽が本体より高い位置にある場合は、機器メーカーの取扱説明書を見て確認してください。
- 排水完了後、運転スイッチを「切」にします。
- すべての風呂の水抜き栓とポンプ水抜き栓を左に回して開け、排水します。排水完了後は閉めます。
【給湯側の水抜き】
- すべての給湯栓を全開にします。
- すべての給湯水抜き栓、エアチャージ栓を開けます(水抜き栓から水が1リットル弱ほど出てきます)。
- 風呂リモコンの運転スイッチを「入」にします。
- 風呂自動スイッチを押し、1分ほど待ちます。
- 運転スイッチを「切」にします。
- 電源プラグを抜きます(濡れた手で触らないでください)。
- 排水完了を確認してから、すべての水抜き栓、エアチャージ栓、給湯栓を右に回して閉めます。
- 方法は機種によって違いますので、機器メーカーの取扱説明書をよく読んで水抜きしましょう。
トイレの凍結予防
機器メーカーの取扱説明書をよく読んで、凍結予防してください(寒冷地用には、凍結予防方法に水抜き方式と流動方式があります)。温水洗浄便座用の水抜きも必要になりますので、あわせて取扱説明書をご覧ください。
- 2日以上暖房を入れずに留守にする場合や、別荘等の場合は、便器の中に不凍液を用いた予防方法もあります。詳しくはこちらのお問い合わせページ、もしくはメーカーへご相談ください。
浴室水栓金具の水抜き
<手順>
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1.水抜き栓(または元栓)を閉めます。水抜き栓のレバーを上(止/水抜き)に上げるか、水抜き栓バルブを右(閉/水抜き)に回して閉めます。元栓も右に回せば閉まります。
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2. シャワーヘッドを床面に置き、吐水切替ハンドルをシャワー側にしてください。
- 水が止まらない場合は(1)の水抜き栓(または元栓)を確認してください。
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3. 混合水栓本体およびストレーナの水抜きつまみを湯側・水側ともにゆるめてください。
- 湯側のストレーナ内には、熱湯がたまっている場合がありますので、ヤケドに注意してください。
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4. 温度調節ハンドルを高温側に合わせて、水が出なくなってから、さらに低温側に回してください。
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5. 水が出なくなったら、吐水切替ハンドルをカラン側にして、再度温度調節ハンドルを高温側、低温側に回してください。
- 最後に水栓をすべて閉じてください。
【ご注意】凍結の恐れのある場合
屋内配管の水抜き操作とあわせて、各機器メーカーの取扱説明書をよく読んで水抜きをしてください。凍結破損で漏水し、家財などを濡らす恐れがあります。特に、給湯器の取扱説明書は忘れがちなので注意しましょう。
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- 4. キッチンまわりのトラブル対処法
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4. キッチンまわりのトラブル対処法
以下の方法をお試しください
水栓の配管から音鳴りするのは?
【ウォーターハンマー現象です。水栓の開閉を静かに行いましょう】
水栓を急激に閉めると、水がそのままの勢いでバルブに衝突します。その結果、配管内で圧力変動によるひずみが生じ、ドン!という音が発生します。これがウォーターハンマー現象です。これを防ぐには
- 水栓の開閉はゆっくりと
- 止水栓、または元栓を絞って流量を減らす
などの方法を試してみてください。
水栓を止めても水が止まらない場合は?
【パッキンが傷んでくると水漏れしてくることがあります】
早めにパッキンの交換をしましょう。
- シングルレバー水栓は内部の構造が複雑なため、分解するのはおやめください。こちらのお問い合わせページからご相談ください。
シングルレバーのハンドル操作が重いのですが…
【ほとんどの場合、故障ではありません】
ウォーターハンマー現象を低減させる機構が働くために、重く感じられることがあります。また、使い始めの頃に比べて重く感じることがありますが、これは使用することで水栓内部の部品がなじみ、安定してきたためです。パッキンがある場合は、古くなって操作が重くなることがあります。動きがかなり固い場合は、無理やり使うと故障・破損の原因になりますので、こちらのお問い合わせページからご連絡ください。
- シングルレバー水栓は、内部の構造が複雑なため、分解はおやめください。
シャワータイプに取り替えたい
【整流とシャワー吐水に簡単に取り替えられる部品があります】
但し、蛇口にプラスチック製断熱キャップがついているタイプ向けです。ホームセンターなどで市販されています。
- 取り付けで断熱キャップが破損した場合は、保証対象外となります。ご注意ください。
浄水器の吐水量が減ってきた
【カートリッジ、フィルターの目詰まりを確認してください】
カートリッジの目詰まりは、こちらのお問い合わせページ、もしくはメーカーへお問い合わせください。フィルターの目詰まりは、機器メーカーの取扱説明書に従って、金網部分を掃除してください。
浄水が出なくなったんですが…
【止水栓、通電を確認してください】
【浄水器用止水栓が閉まっている】
その上でこちらのお問い合わせページ、もしくはメーカーへお問い合わせください。
【電気系統のトラブル】
こちらのお問い合わせページ、もしくはメーカーへご相談ください。
【停電または浄水器のプラグが抜けている】
停電は復旧までお待ちください。プラグは差し込んでください。
熱湯をこぼして、床が白茶けてしまいました
【ワックスをかけ直します】
練り歯磨きや洗剤をこぼしてムラになった時も、同様にお手入れします。
キャビネットの取っ手にサビ
【まずは練り歯磨きでみがいてみてください】
サビが表面だけであれば、目立たない程度にきれいになります。水拭き後、カラ拭きで仕上げます。深いサビで取れないときは、ホームセンターなどで取り付け寸法の合うものがあれば、ご自分で取り替えられます。
- サビ予防には、まめにカラ拭きをしてください。シンク下の取っ手部分を重点的に。
- 5. 洗濯機の排水まわりでの注意点
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5. 洗濯機の排水まわりでの注意点
お手入れ方法とトラブル対処法は以下のとおりです
洗濯機用排水口のお手入れ
洗濯洗剤や糸くず、髪の毛などがからまってゴミがたまりやすい場所です。年に1回程度、洗濯機を動かしてお手入れしましょう。
【排水トラップのお手入れ】
まずはゴミを取り除き、スポンジに浴室用中性洗剤をつけて部品をみがいて、水で洗剤分を洗い流したあと、カラ拭きします。
【排水トラップの外し方】
- バンドをゆるめ、ゴムエルボから排水ホースを外します。
- ロックナットをゆるめ、ゴムエルボ、ナットを外します。
- 本体内からワン(アイボリー色)を取り出しゴミを掃除します。
戻す時は逆の手順で取り付け、最後にバンドをしっかり締めます。
水栓コンセントのトラブル
【ホースが外れたとき】
万一、通水中に洗濯機用のホースが外れた場合には、吐水口の「緊急ストッパー」が作動して水が止まります。
【洗濯機用ホースの再接続】
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1.水栓のハンドルを右に回して水を止めます。
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2.たまった水を防ぐタオルなどを吐水口のまわりに当て、緊急ストッパーのシャフトを手でゆすります。
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3.カプラー部を図のように引きながら、水栓の吐水口にしっかり差し込みます。カプラーのツメはカバープレートのくぼみへ引っ掛け、接続後はホースを軽く引っ張り、ホースが簡単に抜けないことを確認します。
水が出ない時は
以下のことをチェックしてみてください。
【1.ハンドルは開いていますか?】
→閉じていると水が出ません。ハンドルを開けてください。
【2.洗濯機カプラーホースが奥までしっかり装着できていますか?】
→もう一度、しっかり装着し直してください。
それでも改善しない場合は、こちらのお問い合わせページ、もしくはメーカーへご相談ください。
水抜きについて<寒冷地向け>
寒冷地の場合、凍結の恐れがある時期には水抜きを行ってください。
【手順】
- 水抜き栓もしくは元栓を締めます。
- 水栓のハンドルを左に回して開け、水抜きビスを右に回します。
- カプラーを外し、シャフトを押してください。
- 6. 給水まわりのトラブル対処法
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6. 給水まわりのトラブル対処法
以下の対応をお願いします
水漏れしていたら?
【止水栓(器具またはメーター)を止め、補修依頼窓口へご連絡ください】
止水栓(器具またはメーター)を止め、こちらのお問い合わせページからご連絡ください。
【応急処置として】
トイレや洗面所など個別の給水で水漏れしている場合は、水漏れしている箇所の器具についている止水栓を止めれば、他の設備は使用できます。
それでも止まらない場合や水道管からの水漏れなどは、すぐにメーター止水栓を止め、こちらのお問い合わせページからご連絡ください。【メーター止水栓(元栓)】
宅地内の水道メーターボックス内か、その近くの止水栓ボックス内にあります。
給水パイプの洗浄は可能ですか?
【衛生的で短時間に洗浄できる新しい洗浄方式があります】
健康、衛生面はもちろん、住まいの長持ちの面からも水への関心が高まっており、新しい技術も登場しています。こちらのお問い合わせページからご相談ください。
- 7. 排水パイプの注意点
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7. 排水パイプの注意点
以下の対策をお試しください
排水パイプ洗浄剤を使っても下水がにおう。
【年1〜2回、排水マスのお掃除をしましょう】
排水パイプ洗浄剤を定期的に使っていてもまだにおいがするようなら、排水マスのお掃除をしてみましょう。
雑排水の排水マスのお掃除は、フタを開け、ヘドロを取り除きます。そのあと、ホースから水を勢いよく流し、パイプの内側についてヌルヌルを流し去るようにしてください。排水詰まりを積極的に防ぐ方法は?
【詰まりやすいものを流さないこと、水の力を上手に借りること、です】
キッチンの排水パイプが詰まりやすいのは油汚れや野菜くずなど詰まりの元が多いためです。あと片づけのときは、油汚れをキッチンペーパーなどで拭き取って油分を流さないようにします。油汚れや熱いゆで汁など詰まりや傷みの元になるものは、いっしょに大量の水を流して管の変形などのトラブルを防ぎます。定期的に排水パイプ洗浄剤(非塩素系)を使うことも忘れずに。
排水パイプ洗浄剤を使いたいのですが?
【塩素系のものは、避けてください】
材質を痛めることがあります。 お手入れには非塩素系のものを使い、汚れを落としたあとは充分に水を流しておきます。