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家づくりの知恵は古民家の中に

多くのオーナー様からご支持頂いている涼温房。この物語で、その設計思想にもう一度触れてみてください。

プロローグ なぜ古民家に住む友人は、あんなに笑っているのだろうか。

この春、家を建てた。
長く快適に住める家をとこだわった末、
自分としては満足のいく家がつくれたという自負がある。
親戚、友人、みんなが立派だと褒めてくれる。
ただ一人、気になることを言うやつがいた。

「新しくてキレイだけど、住みやすさだったら、うちの古民家も負けてないよ。」

聞けば、いわゆる田舎の、里山の麓に古民家を買って住んでいるという。
自分の家づくりをきっかけに建築に興味を持った私は、
今度の夏、訪れる約束をした。そう決意させたのは友人のこの言葉だ。
「来るなら夏がいい。夏は温かい空気を山と森が冷やしてくれる。
その山から吹き下ろされる風が家を通り抜けるんだ。
クーラーなんていらないぞ。
まあ、冬は冬で太陽の光がいっぱい入るから、ぽかぽかと気持ちよくていいけどな」
この話は、家を建てるときにも聞いた話だ。
住まいとは建物だけではなく、
その周りの環境を活かすことも含めて住まいなのだと。
里山に建つ古民家とはいったいどんな家なのか…。

これは、住友林業で家を建てた私が古民家を訪れたときの話である。

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