トイレ編
※当コンテンツでは、「住友林業の家」で採用している設備機器についてご説明しています。対応方法はすべて一例です。製品やタイプによって対応方法が異なる場合がございますので、必ず各製品の取扱説明書をご覧ください。
便器のトラブルQ&A
まず止水栓を閉めてから、原因を探します
まず、トイレの止水栓を閉めて、水を止めます。
止水栓はタンクへの給水管についています。マイナスドライバーで(ハンドルが付いている場合はハンドルを)右に回すと閉まります。
タンクのフタ・カバーを外します。手洗い管とジャバラ管が接続してある場合は、フタを少し持ち上げて手洗い管とジャバラ管をつなぐナットを手で左に回して外します。
タンク内の水位が正常かどうかを、テスト給水して確認します。正常な水位は、オーバーフロー管の黒線(上端から2〜3cmほど下)です。
まず、手洗い連結管にコップをかぶせます。テスト給水時に水がタンク外にこぼれないようにするためです。
次に、先ほど閉めた止水栓をゆっくりと開けて、タンク内にテスト給水します。
オーバーフロー管から水があふれる場合は、浮玉の不具合が考えられます。
正常な水位なのに水が止まらない場合は、排水弁パッキンの老化が考えられます。
※上記の確認後は止水栓を閉めて水を止めてください。
それぞれの対応方法は、こちらのページ(住まいのお手入れ上手)をご覧ください。
※浮玉の調整は「4.オーバーフロー管から水があふれている」を、排水弁パッキンの交換は「5.水が止まらない」をご覧ください。
※タンクがないトイレの場合は、修理をご依頼ください。
吸引器(ラバーカップ)で詰まりを取り除きます
異物をうっかり流したり、大量のトイレットペーパーを使った場合などに詰まることがあります。吸引器で詰まりを取り除く方法は、こちらのページ(住まいのお手入れ上手)またはこちらの動画(快適住まいのDVD)をご覧ください。
吸引器は静かに押し付け、勢いよく引くのがコツです。
※便器内部の構造は製品によって異なる場合があります。
バケツ等で直接水を流せます
タンクレストイレの場合、停電時には水が流れないタイプや、乾電池を装着して手動レバーによって水を流すタイプがあります。取扱説明書でご確認ください。
断水時でも排水できる場合は、バケツ等に水をくみ、直接便器内に流すことで、便器洗浄が可能です。
- バケツ1杯分(8リットル程度)の水を、水飛びに注意しながら一気に流します。
- さらに静かに3〜4リットルの水を流します。
※排水管の途中に汚物が溜まることを防ぐため、2〜3回に一度は、水を多めに(10〜12リットル)流してください。