プロに教わるワックスがけのコツ
築21年のオーナーS様宅でプロが伝授
床のメンテナンスにお困りのオーナー様にご登場いただき、ワックスがけのコツをプロに教えてもらいました。
お伺いしたのは、築21年のS様宅。年に1度ペースでワックスがけをされているそうですが、最近、汚れや傷が目立つようになってきたそうです。そこで、お手入れのプロがフローリングをチェック。より床がきれいになるワックスがけの手順を伝授してくれました。
お手入れのプロ:株式会社リスダンケミカル・ハウスクリーニング事業部長 平川 晃氏(写真右)とS様(写真左)
S様宅のフローリングの様子。手前側の艶がなくなり、汚れや傷が目立ってきました。
築年を経て汚れや傷が目立ってきたフローリング
S様のお悩みは以下の通りでした。
場所によって艶がなくなっている
拭いても汚れが落ちない部分がある
ところどころに傷ができ、ささくれているところがある
艶がなくなり、汚れが目立つ部分。
傷の一例。表面がえぐれて、ささくれています。
STEP 1 ワックスがけの前に、まずはしっかりお掃除
ワックスをきれいに塗るためには、事前にしっかり床を掃除することが大切。まず、床表面のチリ、ホコリを掃除機やフローリングモップなどで取り除きます。さらに、水拭きして、床表面の汚れを取り除きます。今回は、アルカリ電解水のフローリング用洗浄剤「フロアフレッシュ」で丹念に汚れを取り除いてもらいました。
最初に床のチリ、ホコリを取り除きます。
フロアフレッシュの分子は、水より小さいので汚れの内部にまで浸透&分解し、素早く汚れを浮き上がらせます。
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STEP 2 どうしても取れない汚れは、いったんワックスを剥離
水拭きなどをしても取れない汚れは、ワックス塗膜についているものでした。
このような汚れは、いったん古いワックス塗膜を除去して、再びワックスを塗り直すことできれいなフローリングによみがえるそうです。
そこで、ワックスを剥離する方法を教えてもらいました。
動画をご覧ください。
【動画】ワックスの剥離方法
STEP 3 傷を補修してからワックスがけ
気になる傷は、ワックスがけの前に補修すると良いそうです。
「匠の補修セット」を使用した補修方法を教えてもらいました。
動画をご覧ください。
【動画】ワックスにできた傷の補修方法
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STEP 4 汚れや傷がきれいになったら、ワックスをかけましょう
汚れや傷がきれいになったら、ワックスをかけます。
使用するワックスの分量や手順をプロに教えてもらいました。
また、より作業が簡単にできる「ワックスマンDX」を使用したワックスがけも教えてもらいました。
動画をご覧ください。
【動画】ワックスがけ(手作業編)
【動画】ワックスがけ(ワックスマンDX編)
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事前のお掃除と補修のおかげで、ここまできれいに!
ワックスがけの前に、しっかりと掃除して、取れない汚れの剥離や傷を補修したことで、見違えるようにきれいになりました。
S様の感想とプロのアドバイス
まるで新築の頃のよう! 事前のお手入れが大切ですね
フローリング全体に均一な艶が出て、新築の頃に戻ったようです! ワックスがけをきれいに仕上げるには、事前のお掃除と補修が大切なのがよくわかりました。ワックスがけは大変そうで、主人に任せていたのですが、ワックスマンDXなら簡単にできそうですね。次回は私がやってみます!
ワックスがけはおだやかな天気の日がお勧めです
次回のワックスがけは1~2年後、汚れが目立ってきたら、今回のようにきれいに掃除をしてからワックスがけすれば大丈夫です。ワックスがけは、よく晴れて乾燥した日が良いですよ。室温が5℃以下のときや、雨の日で湿度が極端に高いときにワックスをかけると、表面が白っぽくなることがあります。また、夏の暑い日は、気温が高く室内に差し込む直射日光も強くなるため、床の温度が上がって、塗ったワックスが瞬時に乾いてしまい、塗り跡・塗りムラが出やすくなります。気候がおだやかな時期をお勧めします。
プロによるワックス施工サービスをご用意。
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メンテナンスのプロがご自宅にお伺いし、丁寧にワックスがけを行うサービスです。