【台風対策】台風シーズン前の点検

災害に対する備えは万全ですか?
住まいの防災で事前にできること、災害発生時にすべきことをご紹介します。被害を最小限に抑えるためぜひご覧ください。

  • 当コンテンツではご紹介している対応方法はすべて一例です。製品やタイプによって対応方法が異なる場合がございますので、必ず各製品の取扱説明書をご覧ください。

台風シーズン前に家の周りの点検を!

夏になると、本格的な台風や集中豪雨シーズンの到来です。台風は沖縄、九州、四国、関東以南の本州の太平洋沿岸部で被害が大きくなる傾向にありますが、最近ではそのほかの地域でも暴風雨や洪水の被害の発生を耳にする機会が増えています。災害とは無縁の地域はないと言えるでしょう。
お住まいの被害を最小限に抑えるために、まずは下記を参考に家の周りに不安な要素がないかをご確認ください。
各自治体では、洪水や土砂災害などについての危険箇所や避難ルートを示したハザードマップを用意しています。また、多くの自治体がホームページで防災情報を公開しているので、確認しておくと安心です。

屋根に異常がないかを確認

屋根に異常がないかを双眼鏡などで確認しましょう。
高所作業は危険です。スレートや瓦のズレ、破損など補修が必要な箇所を見つけたら、こちらのお問い合わせページからご相談ください。

雨樋や排水口の詰まりを確認

雨樋やバルコニーの排水口、雨水枡などにごみや落ち葉が溜まっていないか、詰まりがないか確認しましょう。
高所作業は危険です。雨樋など補修が必要な箇所を見つけたら、こちらのお問い合わせページからご相談ください。

雨戸やシャッターの動作を確認

雨戸やシャッターが問題なく開閉できるか、ガタつきがないか確認しましょう。
雨戸やシャッターのガイドレール部分のごみや異物は故障の原因になるので取り除いておきましょう。また、電動シャッターの開閉時にいままでと違った音や振動が発生した場合はトラブルが起きる前兆かもしれません。点検や修理をご検討ください。

窓や網戸のガタつきを確認

窓や網戸にガタつきがないか確認しましょう。
窓や網戸には、上部の左右に外れ止めが付いています。外れ止めが下がっていると、外れやすくなります。その場合は、一旦外れ止めネジをゆるめ、外れ止めを上げてから外れ止めネジを締め直してください。
網戸の動きが悪いときは、戸車がレールから外れていないかご確認ください。
また、窓にすき間があったり、開閉時にガタつく場合は、側面下部の戸車調整ネジで戸車を上下調整して直しましょう。
戸車の調整方法については、セルフメンテナンス動画でご紹介しています。

庭木の固定・枝おろし

強風により倒木や幹折れの危険がありそうな植栽は、支柱で固定したり、枝を剪定するなどの対策をしましょう。剪定して枝を整理することで、風が通り抜ける隙間ができ、倒れにくくなります。

プロパンタンクなどの固定を確認

通常チェーンなどで固定されているプロパンガスのタンクなど、倒れると危険なものはしっかりと固定されているか確認しましょう。

避難場所の確認や日常備蓄、非常用持ち出し袋の準備を

自治体が用意しているハザードマップを事前に入手して、ご家族で洪水や土砂災害などの危険箇所や避難場所、避難ルートを確認しておきましょう。
また、台風による停電や断水の備えも大切です。例えば、オール電化のご家庭では、カセットコンロ・ガスボンベを用意しておくと役立ちます。
住友林業では、懐中電灯や救急セットなどを揃えた防災バッグを通販サイトでご用意しております。

停電の際には太陽光発電や蓄電池などが役に立ちます。リフォームの際にはご検討ください。

ハザードマップの例(東京都墨田区)