
自然のヒミツがいっぱい! きこりんクイズ【森のやくわり編】
森は、ダムのやくわりをしている
ホント!
森の地面は雨水をしっかりたくわえます。
雨水は森の地面にしみこみ、地下水となり、やがて川へ流れ出て、大地をうるおし、生物を育てながら海へと流れていきます。
そして水は、また蒸発(じょうはつ)して雨となります。
森がないと、雨水をしっかりたくわえておくことができないので、その土地は砂(さ)ばくのようになってしまいます。
ですから、森は、「自然のダム」などとよばれています。

森がなくなると、魚が少なくなる
ホント!
森に落ちた葉は、目に見えないほど小さな生物に分解(ぶんかい)され、栄養(えいよう)をたっぷりふくんだ土になります。
その土に雨水がしみこみ、栄養をふくんで川に流れこみます。川はやがて海へ注ぎます。川や海にすむ小さな生物は、そのおかげで元気に育ち、その小さな生物を食べる魚も増(ふ)えていきます。
もし森がなくなったら、川や海の栄養が少なくなり、小さな生物が減(へ)り、魚の数も減ってしまうでしょう。

森は、地球温暖化を防いでいる
ホント!
地球温暖化(ちきゅうおんだんか)の大きな原因(げんいん)のひとつが、二酸化炭素(にさんかたんそ)が増(ふ)えていることです。二酸化炭素には、熱をとじこめる性質(せいしつ)があるからです。
植物は、空気中の二酸化炭素をすいこんで、酸素(さんそ)をつくります。森にはたくさんの木があるので、大量に二酸化炭素をすいこむことができます。
森は二酸化炭素を減(へ)らして、温暖化防止(ぼうし)に役立っているのです。植物は、空気中の二酸化炭素をすいこんで、酸素(さんそ)をつくります。森にはたくさんの木があるので、大量に二酸化炭素をすいこむことができます。
森は二酸化炭素を減(へ)らして、温暖化防止(ぼうし)に役立っているのです。

強風を防(ふせ)ぐための森がある