

まちづくり事業
木の特性を活かした事業で培ったノウハウをベースとした、住友林業ならではのまちづくりを展開。
自然と調和した美しい街並みづくりで人々に豊かな暮らしを提供しています。
建築士の想い
~まちに森をつくる~
住友林業(株) まちづくり推進部資材まちなみ設計チーム
建築士 永曽 直之
注文住宅の設計を数多く担当。
現在はまちづくり推進部において分譲住宅の設計を手掛ける。

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風や光や緑という
自然の恵みを活かしたまちなみをつくりたい。「まちに森をつくる」というのは、住友林業がもつベーシックかつ、大切にしている考え方のひとつです。まちづくりをする上で「住友林業らしさ」を追求したのは、やはり木質感です。
例えばこちらのフォレストガーデン守谷(茨城県守谷市)では、木調の外壁で「フォレストガーデン」の名にふさわしい森をまちの中につくることを目指し、まわりの環境に調和する、統一感のあるまちなみを実現しました。
理想は、建物の木質感と、植栽の緑が印象的なまちなみです。とはいえ、そうしたイメージと機能性を両立させるには、設計上の工夫が欠かせません。
たとえば駐車スペースについては、道路境界線から50cmセットバックさせた上で、あえて斜めにセッティングするように工夫しました。そうすることで生まれた空間に、緑地帯を確保しました。すると植栽が目を引く一方で、駐車スペースがあまり視界に入ってこなくなったのです。
安全面にもメリットがあり、人の視界にやさしい、理想のまちなみに近づけることができました。
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分譲住宅であっても注文住宅のように、
一軒、一軒のオリジナリティを表現。分譲住宅を担当する前は、注文住宅の設計担当として多くのお客様のご自宅を設計してきました。そこで培った経験を活かすとともに、これまでご縁をいただいたお客様の声や、アンケートに基づく要望を分析し、設計を進めました。
敷地の特徴を読み取り、どんな設計であれば住む方々の希望が叶うのか想像しながら設計します。分譲住宅とはいえ、すべての建物が同じというわけではなく、LDKや和室の位置や広さなど、間取りや家の形状は一軒、一軒少しずつ変化をつけています。そうしたオリジナリティを出しつつも、寄棟の屋根、木調の外壁などを統一させ、まちなみとしての一体感が守れるように配慮しています。
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最高等級の耐震性を確保しながら、
広い空間、十分な風と光の入る大きな窓。コロナ禍においては特に、家にいる時間を心地よく過ごす空間づくりが大きなキーワードとなります。入居者様に好評を博しているゆったりとした空間、光がたっぷり差し込む窓は、居心地のよさを決定づけるポイントになっています。
広い空間、大きな窓を確保すると、壁が少なくなり耐震性を補う必要が出てきます。その点、住友林業の耐震性はその技術レベルが高く、最高等級の耐震性を確保しながら設計しています。分譲住宅だとさらに、まち全体を一気に設計するため、敷地における建物の配置や窓の見合いなど、建物同士の間隔を計算して建築するため、すべての家に十分な採光や通風を確保することができます。
実例紹介
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茨城県守谷市
フォレストガーデン守谷
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神奈川県泰野市
フォレストガーデン秦野
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東京都小金井市
フォレストガーデン武蔵小金井
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千葉県佐倉市
フォレストガーデン佐倉そめい野
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千葉県柏市
フォレストガーデン柏 日陽の丘
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兵庫県西宮市
フォレストガーデン西宮甲陽園