太陽や風など、自然の力で作ったエネルギーを使(つか)うことは
地球(ちきゅう)にやさしい

木のヒミツがいっぱい! きこりんクイズ【エネルギー編】
ホント!
太陽の光や風の力、地面の熱(ねつ)といった、自然の力を利用(りよう)して作られた電気エネルギーを「再生可能(さいせいかのう)エネルギー」といいます。
家を建てるときにあまった木や、木のくず、動物のフンなどを利用して、出来るだけ二酸化炭素(にさんかたんそ)を出さないことを考えて発電(はつでん)する「バイオマス発電」も、「再生可能エネルギー」のひとつです。
地球をあつくしてしまう二酸化炭素を増(ふ)やさないために、住友林業グループで使う全ての電気は、いろいろな方法(ほうほう)を組み合わせて作った地球にやさしい「再生可能エネルギー」になることをめざしています。
「住友林業グループは事業で使う全ての電気を再生可能エネルギーにしようとしています」

二酸化炭素(にさんかたんそ)を減(へ)らしている家がある?
ホント!
家の屋根(やね)に「太陽光(たいようこう)パネル」をのせて、家で電気を作ります。さらに、少しの電気で効率(こうりつ)よく動くエアコンや明かりを選びます。そうすることで、家で使(つか)うエネルギーより、家で作るエネルギーの方が多くなります。それはつまり、住むことで二酸化炭素を減らしていることになるのです。
世界中で出されている二酸化炭素のうちの3分の1以上が家や建物(たてもの)を利用(りよう)することで出されていると言われています。それだけに、二酸化炭素を減らす家をたくさん増(ふ)やしていくことが大切なのですね。
「二酸化炭素を減らす家は電気代が安くなるだけでなく、地球環境(ちきゅうかんきょう)にも貢献(こうけん)できるんですね」

二酸化炭素(にさんかたんそ)を減(へ)らすためには
もっとたくさんの森がいる
ホント!
出してしまった二酸化炭素は森の木が育(そだ)つ時にすいこんできれいにしてくれます。なので木を世界中にたくさん植(う)えてそだてることは二酸化炭素を減らす大事(だいじ)な方法(ほうほう)のひとつです。住友林業は日本にもたくさんの山を持ち、たくさんの木を育てていますが、まだまだ足りません。そこで、アジアを中心(ちゅうしん)にたくさんの会社(かいしゃ)とともに、2030年までにみんなで持って、管理(かんり)する山を50万ヘクタール(神奈川県の2倍くらいの大きさ)にまでひろげて、もっとたくさんの木を育てていくことをめざしています。
「住友林業は世界中の会社と協力(きょうりょく)して、森を増(ふ)やしているのですね」
