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福祉医療施設

リゾートや別荘のような病院で、木のもつ治癒力を活かす。

千里リハビリテーション病院 アネックス棟

PICK UP「MOCCA」STORY

住友林業にご依頼の大きなきっかけは、
大阪から遠く離れた岩手県陸前高田市でした。

脳卒中や骨折後のリハビリ専門の大阪府箕面市「千里リハビリテーション病院」。理事長の橋本康子様は、当時をこう振り返っていただきました。「建って何年も経つのに木の香りがして、生命力があるんだな。患者様にも良い影響があるんじゃないか」私たちが復興支援として東北材で建てた、仮設カフェ「MOCCA HUT」にお連れしたことがご依頼の理由でした。

木に包まれた空間は、患者様を大事にするこの病院の気持ちのあらわれでもあります。

「病気や大けがで入院される患者様は、精神的ショックを受けています。人の世話にならなければ生きていけないかもしれない、もう自分は価値がないと考えてしまう方も」と理事長は語ります。コンセプトは、“リハビリテーション・リゾート”。この環境で、患者様を励まし、気持ちを前向きにして治療する。今までの病院のあり方を変えるご提案となりました。

病院とは思えない。完成した建物を
はじめて見た時の印象でしたね。

「ふつう、病院といえば白い壁。でも、ここは木を使ったリゾートホテルや別荘のようだからです」ここで働く理学療法士さんの感想です。「木の香りがして、コンクリートとちがう木の心地よい感触が足の裏から伝わってきました」とも。病院特有の匂いもせず、患者様は床暖房の自分の部屋で床に座って過ごしています。立つこともリハビリになるそうです。

入院時には動けなかった患者様が、
ピアノを弾き自ら開いた退院コンサート。

この病院の離れのMOCCA HUT絵画・音楽棟での出来事でした。二度と戻りたくない病院という場所に、退院後もピアノを弾きに訪れるという。失意のどん底で入院し、退院して家に帰り、社会復帰を果たすまで見守る「気づきの医療」。2017年に、完成。ここで、木のもつ治癒力と、時が経つにつれ味わいが深まる経年美化する木も、患者様を見守り続けます。

「MOCCA」STORY