収納リフォーム

お部屋にものが溢れてきていませんか?どうすれば常に片付く部屋になるのか、収納にはコツがあります。ものの性格や量を把握したうえで、生活動線に合わせた収納があれば、スッキリ片付いた部屋で生活できるようになります。また、最近はインテリアも上手に活かした収納がトレンドです。住友林業だからできる収納空間をぜひご覧ください。

収納リフォームのポイント

「どんなに片付けてもすぐ散らかる」「どうしてうちは片付かないのか」と悩む人は多いでしょう。収納の規則性を理解すれば、その悩みは解決できます。ここではよくある収納の困りごとと、その解決のポイントを解説します。

よくある収納の悩み

引用:住友林業クレスト 収納についてのアンケート集計

アンケートによると、一番多い収納の悩みは、やはり「収納スペースが少ない」という量に関するものでした。でも収納スペースを増やせば、それで悩みは解決するかというと、必ずしもそうではありません。

収納のポイント①しまいやすさを見直す

収納の悩みは、2位に「出し入れしにくい」、3位に「一時置きスペースが少ない」、4位に「無駄なスペースや中途半端な隙間が多い」といった「使い勝手の悪さ」に関する回答が続きます。この使い勝手の悪さを解決するために、モノと収納との関係性を知り、収納を計画することが重要です。

収納のポイント②よく使うものとそうでないものを分ける

収納するモノの性格を把握することも必要です。モノの性格とは、普段の生活の中でよく使うもの、あまり使わないものの2種類に分けられます。

(例)
よく使うもの:鍵、エコバック、羽織もの、お皿、リモコン
あまり使わないもの:お客様用のスリッパ、礼服、季節の飾りもの

よく使うものは使いやすい場所に指定席をつくり、あまり使わないものと分けて計画することが大切です。

収納のポイント③生活動線から収納を考える

普段私たちは、生活の動きの中で「しまう」「持ち出す」をしています。つまり、家族の生活動線に沿って、モノの指定席を考えることが必要です。

例えば外から帰宅して、手持ちのカバンを持ったままリビング・ダイニングへ行き、ソファやダイニングテーブルに置いたままにするといったことは、起きがちです。

次からは、部屋ごとの生活動線を考えたうえでの収納ポイントを紹介していきます。

【最新版】収納リフォームのアイディア①キッチン

鍋や調味料、食器…最近はキッチン家電などが出しっぱなしで片付かないってありませんか?特にキッチンは頻繁に出し入れするものが多く、収納量も多い場所。キッチンの収納は、ひと目で確認できるようにすることがポイントです。

カップボード

カップボードとは電子レンジや炊飯器などの家電を置いたり、食器などを収納するものです。キッチンのデザインに合わせたり、床材と馴染む木製家具調にすることで、統一感が出ておしゃれな空間になります。

また、キッチンまわりは収納をどう配置するかで調理や後片付けの効率が変わります。作業動線に合わせて使い勝手の良い収納にすることで、すっきり片付いたキッチンまわりになります。

キッチン対面カウンター収納

楽に片付き、一体感のある空間をつくる、対面プランのキッチン専用カウンター収納。必要な収納を組み合わせることで、使いやすく自分らしいスペースを実現できます。また、リビング・ダイニングと同素材でトータルコーディネートが可能です。

カウンターはちょっとした作業などに使用でき、下に食器や雑貨類などを収納可能です。ダイニングなどに散らかっているものをまとめて収納できるので、部屋がすっきりまとまります。

【最新版】収納リフォームのアイディア②リビング

ソファが物置になっていませんか?家族が集まるリビングには、自然とモノが集まります。リビングの収納物は畳約4.5枚分になると言われています。これらのものをどうやって出し入れしやすくするのかがポイントです。

リビング収納のポイント

家族が集まるリビングはモノが溢れやすいですが、リフォームでシステム収納を取り付ければ、すっきりとした空間になります。リビング収納のポイントは2つあります。

①家族共有のスペースをつくる

ボールペンやハサミなどの文具、綿棒やマスクなどの衛生用品など家族全員が使用するものは、共有スペースに置くと使いやすくなります。

②個人の棚をつくる

個人の棚があるとものが乱雑にならず、取り出すときも探す手間が省けます。

リビング収納のポイントを押さえることで、ものの指定席が明確になり、きちんと片付く部屋になります。

リビングにおすすめの収納

リビングにおすすめの収納は「TVボード収納」「チェスターフィット」「壁収納」。収納したいものの量や用途に合わせて選んでみてください。

・TVボード収納

何かと散らかりがちなTVまわりをすっきり魅せられます。

・チェスターフィット

ものを取り出しやすく、必要なものだけを効率的に収納できます。

・壁収納

使う人、入れるものに合わせて自由な組合せが可能です。

トータルコーディネートができる住友林業の収納リフォーム

住友林業グループでは、機能的な収納家具はもちろん、インテリアにも配慮した収納家具のラインナップが豊富です。

例えば、床材をウォルナットとしたら、カウンター収納やテレビボードといった収納もウォルナットでコーディネートできるため、空間の雰囲気を壊さずにリフォームができます。

【最新版】収納リフォームのアイディア③玄関

あなたの家には靴が何足くらいありますか?4人家族では平均約40足と言われています。季節性のある靴の収納にも悩むもの。そこで、玄関に便利な収納をお伝えします。

玄関収納のポイント

ものの数だけでなく、サイズを把握することが重要です。例えば、ブーツ1足は、靴3足分のスペースが必要になります。季節やライフスタイルを考え、収納スペースを確保することがポイントです。

エントランスクローク

玄関に収納したいものは靴以外にもあります。例えば、ガーデニンググッズ、愛犬のお散歩グッズ、ベビーカーやシニアカー、傘や趣味の道具など。こういったものを収納するために、靴をしまう棚だけではなく、パイプ収納も合わせて用意することをおすすめします。

吊るす収納ができると、収納効率は抜群に上がるので便利です。普段、持ち運びする頻度が高いものを収納できるように「置く」「吊るす」を有効に使えると良いでしょう。

【最新版】収納リフォームのアイディア④クロゼット

収納力を増やすためにウォークインクロゼットをつくったけれど、思ったほど収納できない、そう感じる人は多いようです。それはウォークインクローゼットには、歩くスペースが必要だからです。改めて、効率的に収納できるようにするにはどうすれば良いか、クロゼット収納のポイントとアイディアをお伝えします。

クロゼット収納のポイント

クロゼットは、どこに何をしまうのかをあらかじめ計画された収納であることがポイント。空間や使い方に合わせて自分でデザインできるシステム収納がおすすめです。「服をかけて収納したいのならハンガーパイプを多めにする」「靴下などの小物を収納しやすいように引き出しを付ける」「普段使用しないアイテムを設置できるように上部に棚を付ける」といったことができます。

押し入れがある場合もシステム収納を設置すれば、服をかけるスペースを作ることも可能です。

収納便利アイテム

制服やパジャマ、コートなど、毎日使うものは、手前にさっとかけるだけで簡単に片付きます。その一方で、毎回しっかりとしまいたい洋服もあります。
こうした使い方に合わせた、便利な収納アイテムを紹介します。それが「ちょこっとかけハンガー」です。スカーフや帽子、マフラーなどは、「かける収納」が便利です。

ちょっとした便利アイテムが、効率的な収納を実現してくれます。

家を快適にする収納リフォームは自分好みにカスタマイズしよう

キッチン、リビング、玄関、クロゼットと収納のポイントを紹介させていただきましたが、どれも収納の規則性、人の動きや生活動線を考えた工夫が必要です。

今の収納をもっと快適にしたい、必要な場所に新しく収納をつくりたいといったご要望があれば、ぜひ住友林業に一度お話しをお聞かせください。