ウッドデッキで庭を楽しむ
ウッドデッキは、ティータイムを楽しむ時など、生活に彩りを与えてくれます。今回はウッドデッキの魅力やウッドデッキの素材ごとの特徴、お手入れ方法などを紹介します。また、ウッドデッキを取り入れた家の大満足な実例も紹介。ウッドデッキの設置に迷っているなら、ぜひ参考にしてください。
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ウッドデッキの4つの魅力
ウッドデッキはアウトドア空間を楽しめるだけではなく、生活空間が広がるなどのメリットも持っています。ここでは、ウッドデッキの魅力について紹介します。
1. 生活空間が広がる
ウッドデッキは、リビングなどの生活空間と同じ高さでつくることが多いため、リビングの延長として使うことができます。天気が良い日は、椅子やテーブルを並べてくつろぐなどもできるでしょう。
また、ウッドデッキは家に接しているので、外でホットプレート(※)などを使いたい時でも、家の中から延長コードで電源を引っ張ってこれるので便利です。子どもの遊び場としても使え、家族団らんを楽しめます。
- ホットプレートであればリスクは低いですが、本来ウッドデッキでは火器類の使用は避けた方が良いので、取り扱いにご注意ください。
2. アウトドア気分を味わえる
庭でバーベキューなどをしたい時、ウッドデッキがあれば家をつなぐ場所として機能し、気軽にアウトドア気分を味わえます。広いウッドデッキなら、ハンモックを置くなどの屋外ならではの体験もしやすいです。外の空気を感じながら家にいる安心感も得られるため、快適に過ごせます。
3. おしゃれな演出ができる
ウッドデッキがある家は、外観もおしゃれに演出することができます。ウッドデッキでティータイムを過ごせば、カフェのような雰囲気を気軽に味わえ、贅沢な気分にもなります。またホームパーティーをする際も、ウッドデッキならプラスアルファのおしゃれが演出できるでしょう。
4. バルコニー代わりに使える
ウッドデッキは日当たりの良い場所に設置することが多く、バルコニーの代わりとして布団干しや洗濯物干しに最適な場所になります。また、部屋と同じ高さなので、庭に降りなくても布団や洗濯物を取り込めて便利です。
ウッドデッキの素材
ウッドデッキの素材は、大きく分けて2つ。自然から切り出された天然木と、天然木に似せて作られた人工木です。ここでは、ウッドデッキの素材の特徴について解説します。
自然の風合いを楽しめる天然木
天然木はその名の通り、自然の木から切り出した木そのものの素材です。木目などの自然な風合いや、質感が楽しめます。
住友林業では、優れた耐久性を誇る「ひのきデッキ」を取り扱っています。国産ひのきの無垢材を使用した床材で、きめ細やかで美しい木肌・節を含めた自然な風合いが魅力です。防腐処理に薬剤を使わないなど、環境にも配慮された高性能なウッドデッキです。
耐久性が高い人工木
人工木とは、木粉と樹脂を混ぜ、天然木に似せて作られた人工的な素材です。一見すると天然木と見分けがつきにくく、木粉が入っているので優しめの触感です。
また、カラーバリエーションが多い、劣化が少なくお手入れが楽なのが特徴。腐食には強いですが、価格は天然木より高いことが多いです。
天然木・人工木ともにメリット・デメリットがあるので、それぞれの特徴を見極めて選ぶと良いでしょう。
ウッドデッキのお手入れ方法
家はメンテナンスなどをすれば、長きにわたり良い状態で住み続けることができます。それはウッドデッキも同じです。特に天然木のウッドデッキは、天候や紫外線の影響を受けやすいので、日頃からメンテナンスをすることはとても重要。ここでは、ウッドデッキをきれいに保つためのお手入れ方法を紹介します。
【天然木・人工木共通①】砂ぼこりはこまめに取り除く
ウッドデッキに溜まった砂ぼこりは、ほうきでこまめに取り除いてあげると良いです。板と板の間の隙間も、先が細い物などを使って取り除きましょう。また、取り切れないほこりや土は、水で洗い流してモップがけをしてください。
砂ぼこりがあると素材の乾燥を進めてしまい、ホコリの中にある菌がウッドデッキの腐敗を促すことがあります。長く使用するためにも、こまめにお手入れするのがおすすめです。
【天然木・人工木共通②】季節ごとに水洗い
ウッドデッキの汚れは、季節ごとにデッキブラシでこすって水で流してください。木目や床板に沿って洗うのがポイントです。この時、強くこすりすぎると塗料まで剥がしてしまうので注意が必要です。
汚れがひどい場合は、中性洗剤を使って洗いましょう。洗剤はウッドデッキに直接つけるのではなく、バケツなどの容器に入れて水で薄めてから使用してください。狭い範囲ならスポンジでも洗えます。水洗い後は、半日以上かけて完全に乾かします。
【天然木・人工木共通③】コケが生えていたら取る
ウッドデッキの日陰や下の方は、じめじめしやすくコケが生えることがあります。コケが生えてしまったら、デッキブラシでこすって落としてください。
コケが取り切れない場合は、タワシやスチールウール(食器用)でこするのがおすすめです。ただし、キズが付かないように、こすり過ぎには注意してください。汚れやコケを放置すると、木材の内部まで浸透してしまう場合があるので、都度お手入れしましょう。
【天然木】塗り替えは1~2年周期で行う
天然木のウッドデッキは、定期的に再塗装を行うことで、木材本来の美観を長く保つことができます。天候や紫外線の影響などで、灰色っぽく色あせてきたら、木材保護塗料で再塗装しましょう。再塗装は最初が施工後1年、その後は2年毎(1年、3年、5年、7年・・・)と行うのがおすすめです。
住友林業ではプロのメンテナンスサービスを用意しています。プロの技術でウッドデッキを「安心・安全・美しく」施工します。
ウッドデッキは生活が豊かになる演出ができる
ウッドデッキは見た目だけではなく、生活空間が広がるなどのメリットもあります。ウッドデッキの素材には、天然の木の良さをそのまま味わえる天然木や、手間のかからない人工木があり、予算や好みによって選べます。ウッドデッキと芝生を取り入れたこだわりの実例も、ぜひ参考にしてみてください。ウッドデッキのある生活で、より楽しく過ごしましょう。