「観葉植物」編インテリアとして楽しむ観葉植物

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インテリアとして楽しむ観葉植物

観葉植物には、緑の癒し効果だけでなく、インテリアの一部として木の家の良さを引き立てる美しさがあります。また、調湿効果の高い樹種もあるので、乾燥しがちな季節は、室内に取り入れる緑として観葉植物を選ぶのもよいでしょう。
大きなサイズの植物と合わせて、小さな観葉植物を住空間のアクセントとして飾ってみてはいかがでしょう。配置のポイントは、目線の高さを意識することです。大きな植物は床に、小さな植物は棚や台の上に置くとバランスがよく、目線の近いところに緑を感じられます。

観葉植物を室内に飾るメリット

  • 緑のリラックス効果で癒される
  • 生きたインテリアとして木の家の良さを引き立てる
  • 空気清浄や湿度調整効果が期待できる
  • 室内でも植物を育てる喜びが味わえる

小さな鉢植えは、手軽に動かしやすいので、部屋から部屋へと置き場所を変え、飾り方を工夫しながら楽しみましょう。キッチンや食卓の鉢植えを変えることで、その場所の雰囲気も変わり、良い気分転換のきっかけになります。

ミニ盆栽は部屋の雰囲気づくりには最適です。和室にミニ盆栽を置けば、おもてなしのしつらえになるでしょう。

植物の飾り方のヒント

緑が身近になるプランタースタンド

サイドテーブルやスツールなどに小さな鉢植えの植物を飾ると、目に触れやすく、読書やティータイムがよりくつろいだ時間になるでしょう。ソファのそばに植物を置きたいときは、デザイン性の高いプランタースタンドを活用するのも一つの方法です。

部屋のアクセントになるプラントハンガー

小さな植物は鉢ごと吊るせるプラントハンガーで高めの位置に飾るのもお勧めです。複数の鉢を、あえて高さや種類を違えて並べるとリズムが生まれます。吊るす場所の強度確認はしっかり行いましょう(壁を利用する場合は、石膏ボードの奥にある柱または間柱に固定しましょう)。

自作も楽しいテラリウム

エアープランツや多肉植物をテラリウムに取り入れて鑑賞するのもお勧めです。
ガラス容器にウッドチップや化粧砂を敷いてエアープランツを配置し、多肉植物は少量の土を敷いて寄せ植えします。使わなくなった容器や遊ばなくなったおもちゃなども活かして、自由に小さな世界をつくりましょう。

お勧めの観葉植物

シェフレラ

光沢のある細い葉が特徴。耐陰性に優れており、丈夫で育てやすい植物です。日陰でも育ちますが、レースカーテン越しの日の当たる場所に置くと、葉の艶が良くなります。冬場は5℃を下回らない場所に置いてください。

ベンガレンシス

どんなタイプの部屋に置いてもなじみやすい観葉植物です。レースカーテン越しに日の当たる場所に置いてください。冬場は5℃を下回らない場所に置いてください。

アルテシマ

葉の緑と葉脈のイエローの斑が美しいコントラストをかもし出します。レースカーテン越しに日の当たる場所に置いてください。冬場は5℃を下回らない場所に置いてください。

サンセベリア

エコプラントと呼ばれ、シックハウス症候群の原因物質のひとつとされているホルムアルデヒドを吸収・分解する効果があります。大きいものは1メートル程度になります。耐暑性はありますが、寒さにはやや弱いので冬は暖かい場所へ。乾燥に非常に強い植物なので、水を与えすぎないようにしましょう。

ペペロミア

肉厚な葉が美しく、初心者でも育てやすい観葉植物です。強い日差しが苦手なので、1年を通じて強い日差しが当たらない、レースカーテン越しなどの明るい場所で育てます。冬は室温が10℃以下にならないように気をつけましょう。

ガジュマル

幸福をもたらす精霊が宿っていると言われるガジュマル。寒さや日陰にも強く、どんな環境でも馴染みやすい品種です。その独特の樹形も人気で、卓上サイズが扱いやすくお勧めです。

シュガーバイン

小さな手のひらのように5枚の葉っぱを広げた愛らしい姿が特徴です。寒さに強く、明るい日陰や室内で育てることができます。一方、蒸れや加湿には弱いため、風通しの良い場所で育てましょう。

多肉植物

多肉植物とは自分の体内に水分を蓄えることのできる植物の総称です。日光を好み、水やりは、春はたっぷり、夏は少なめ、秋冬はほとんど必要ありません。種類によって性質は異なりますので、購入の際に確認しましょう。

エアープランツ

土が不要な植物として人気。葉や根から空気中のわずかな水分を効率よく吸収し、生長します。オブジェのような姿から、インテリアにうまく活用できる植物です。見た目に変化がないため、水やりを忘れてしまいがちですが、霧吹きで株全体がしっかり濡れるまでたっぷり水を与えましょう。

観葉植物のお手入れ

樹種によって日光を好むものや日陰でも育つものがあります。樹種に合った場所に飾りましょう。観葉植物の多くは寒さに弱いため、冬場の気温が15℃を下まわったら、窓辺から離して暖かい場所へ移動させます。風通しは大切ですが、エアコンの風は直接当たらない場所に置きましょう。床暖房の床にも直接置かないようにしましょう。小さな樹種は、暖かい空気が溜まる高い場所に置くと良いでしょう。

水やりは、土の表面が乾いてから、鉢皿に水が溜まらない程度に。

葉の大きなものは霧吹きで葉水を与え、乾燥と病害虫を予防。

カイガラムシは、歯ブラシでこすって駆除。

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