おいしくって、かわいい!
きこりん飾り巻きをつくってみてね。
江戸前伝統の飾り巻き(梅鉢)や、
具材いっぱい太巻きの作り方も紹介するよ!
やってみようムービー
レシピ
食べやすく、作りやすい、ハーフサイズのレシピをご紹介します。
皆さまで楽しく作ってみてください。
- 準備する道具
- ・巻きす
- ・まな板(メモリがあるもの)
- ・包丁
- ・キッチンバサミ
- ・計量器
- ・ふきん
- ・調理用エンボス手袋
- ・手酢(てず)
(酢と水を同量ずつまぜたもの。手や包丁を濡らすのに使用します。水をつかうより、いたみにくくなります。)


きこりん飾り巻き
- 材料(1本分)
- ・ごはん(酢飯でも) 180g
- ・白すりゴマ 大さじ1杯
- ・青じそ 1枚
- ・チーズ 2本
(10㎝くらいのスティック状のもの) - ・チーズかまぼこ 1本
- ・海苔(のり) 全型1枚

つくり方
-
❶きこりんの口をつくる。
チーズかまぼこを切って、きこりんの口の形をつくろう。
切るのは3か所でOKだよ。 -
❷海苔を準備して、材料を巻く。
全型(タテ21㎝×ヨコ19cm)を半分に切ってね。
その片方を3等分にして、チーズとチーズかまぼこを巻いておこう。海苔がうまく閉じない場合は、ご飯粒を海苔の端につけて貼ってみてね。 -
❸ご飯をきこりんの色にする。
ご飯に白すりゴマを混ぜて、きこりんの色になるようにしよう。
混ぜ終えたらご飯を3等分にしておこう。 -
❹きこりんの形をつくる。
1段目。メモリのあるまな板に、巻きすを広げ、海苔の光沢のある面を下にしておき、真ん中にチーズかまぼこをおいてね。
3分の1(60g)のご飯を、チーズかまぼこが隠れるように、5㎝の幅でおいてね。 -
❺きこりんの形をつくる。
2段目。ご飯の両端にチーズをおいてね。チーズがきこりんの目になるよ。
3分の1(60g)のご飯を、チーズの上に、5㎝の幅でおいてね。 -
❻きこりんの形をつくる。
3段目。さらに、3分の1(60g)ご飯を、お山のかたちになるようにおいてね。
側面と、上部に少しずつボリュームを足すイメージで整えてみてね。 -
❼巻きすでまく。
巻きすを手に持って、力加減を調整しながら巻いてみてね。
巻いた後に、両横のはじを平らに整えてね。 -
❽青じそを目の形に切る。
キッチンバサミで青じそを、きこりんの目の形に切ってね。
きこりんの目は、ヒノキの葉っぱの形だよ。 -
❾手酢で濡らした包丁で切り、目をつける。
包丁を手酢で濡らして引くように切ると、包丁にお米がつきにくく、きれいに切れるよ。
1回切るごとに、包丁についたお米をふきんで拭きとり、また手酢で濡らすのがポイント。
きこりん飾り巻きの完成!


梅の花飾り巻き(梅鉢)
~江戸前伝統の飾り巻き~
- 材料(1本分)
- ・ごはん(酢飯でも)100g
- ・うめペースト(梅肉)小さじ1杯
- ・チーズ 1本
(10㎝くらいのスティック状のもの) - ・きゅうり 縦半分10㎝
- ・海苔(のり) 全型1枚と半切1枚

つくり方
-
❶きゅうりを切る。
側面が三角形になるようにきゅうりをきってね。5本できればOK。
きゅうりの中心の、種の部分は取りのぞこう。 -
❷紅色の梅ごはんをつくる。
ご飯を2等分して、片方のご飯に、うめペーストを混ぜて、梅ご飯をつくってね。
のこりの半分のご飯は白いままでOK。
それぞれ5等分しておこう。 -
❸海苔を準備する。
全型(タテ21cm×ヨコ19cm)を半分に切って、さらに3等分にしてね。
6枚の内、5枚使うよ。
半切1枚は、そのまま取っておいてね。 -
❹花びらの部分を作る。
巻きすを広げ、小さく切った海苔の上に、赤と白のご飯を、左右に細長く並べて巻いてね。
これが花びらになるよ。
この作業を繰り返して、花びらを5本作ってね。 -
❺花の形をつくる。
巻きすに花びらを3本のせて、中央にチーズをおき、さらに残り2本をのせてね。
外側のすきまにきゅうりを入れて、巻きすで丸く形を整えてね。 -
❻花の形を海苔で巻く。
巻きすに半切りの海苔をのせ、中央に↑で組み立てた花をおき、巻きすで巻いて閉じてね。
うまく閉じない場合は、ご飯粒を海苔の端につけて貼ってみてね。
巻いた後に、両横のはじを平らに整えてね。 -
❼手酢で濡らした包丁で切る。
包丁を手酢で濡らして引くように切ると、包丁にお米がつきにくく、きれいに切れるよ。
1回切るごとに、包丁についたお米をふきんで拭きとり、また手酢で濡らして切るのがポイント。
梅の花飾り巻き(梅鉢)の完成!
1本で、紅梅(赤い梅の花)と、
白梅(白い梅の花)の2色の梅の花ができるスペシャルレシピだよ!


具材いっぱい太巻き
- 材料(1本分)
- ・酢飯 100g
(酢飯のつくりかたはレシピの最後をみてね) - ・お好みの具材
お好みの具材を用意し、10㎝程の長さに切りそろえて、水気を切っておこう。彩り豊かな具材があると、さらにおいしそうにできるよ。
<例>カニカマ,マグロ,サーモン,エビ,卵,チーズ,きゅうり,サラダ菜,穴子,かんぴょう, 桜でんぶ, おぼろ …など - 海苔(のり) 全型の半分

つくり方
-
❶海苔の上に酢飯を広げる。
巻きすの上に、海苔の光沢のある面を下にしておき、手前3分の2に酢飯を薄く広げてね。
上(奥)は空けておこう。
(このとき予備の酢飯を親指2本分ほど、とっておこう。) -
❷酢飯の上に具材をおく。
硬い具材は手前の方に、柔らかい具材や桜でんぶなどの粉状の具材は奥の方におくと、巻くときに材料が転がりにくく、巻きやすいよ。
具材は、隙間を空けずに並べてね。 -
❸巻きすで巻く。
手前を持ち上げ、酢飯の手前と奥の線をくっつけるように一気に巻いてね。
(具材が多くて、酢飯が足りなかったら、予備のご飯を追加してね。)
最後に、両手で巻きすを締めてね。
具材いっぱい太巻きの完成!



酢飯のつくりかた
「きこりん」と「梅鉢」の飾り巻きは、白ご飯でも酢飯でも美味しくできますが、海の幸を入れる「具材いっぱい太巻き」は、酢飯で作るのがお勧めです。
酢飯の基本の配分は、お米2合(約660g)に対して
①米酢 大さじ4
②砂糖 大さじ2
③塩 小さじ1
先に①②③をよく混ぜておき、炊き立てのご飯に混ぜれば出来上がり。
酢、砂糖、塩気、どれもしっかり感じられる配分ですので、お好みで加減してください。
もちろん、市販のすし酢でもお作りいただけます。