洗面室リフォーム

洗面室は毎日みんなが使う場所だからこそ、「2人で並んで使えるようにしたい」「収納がもっとほしい」など、家族全員の要望に応えるスペースにしたいですね。最近の洗面化粧台は収納が充実し、お掃除も簡単。ここでは、洗面室の最新のトレンドを詳しく紹介します。

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洗面室リフォームのポイント

洗面室のリフォームは、タイミングや使い方などいろいろな面で検討することが必要です。ここでは、洗面室のリフォームのポイントを紹介します。

洗面室リフォームのタイミングは築20年前後

洗面室は、築20年前後でリフォームされる方が多いです。また、洗面室と同じタイミングで浴室や給湯器など水まわりを一新されるケースも。ライフスタイルに合わせた洗面空間にすることで、快適で心地よい空間にすることができます。

身体に負担の少ない洗面室にする

体が不自由な場合や車椅子利用の場合など、身体状態によって使いやすい洗面ボウルの高さや手すりの位置、スペースの広さなどが異なります。体の負担の少ない洗面室へのリフォームも検討しましょう。

お手入れのしやすさを考える

最近の洗面室は汚れにくく、お手入れが簡単です。耐水性に優れた内装材や、汚れにくい水栓カウンターなどを取り入れて、快適な空間を実現しましょう。

汚れがつきにくい抗菌性の床

洗面室は水気や汚れが飛散しやすい場所。そのため、水に強くて汚れがつきにくく、抗菌性がある床材がおすすめです。

水拭きできる調湿壁

洗面室の壁材は水に強く、簡単にお手入れできるものがおすすめです。エコカラットは調湿機能や脱臭機能があり、さらに水拭きができます。色や柄、質感などのバリエーションが豊富なのも魅力です。

汚れがつきにくく、お手入れが簡単

最近の洗面ボウル・カウンターは、汚れがつきにくい構造になっており、お手入れも簡単です。

汚れがつきにくい水栓・カウンター

最近の洗面ボウル・カウンターは、継ぎ目や隙間のない一体型のものなど、汚れがつきにくい構造でお手入れも簡単。上部から水が出るタイプの水栓(蛇口)なら、水栓まわりに水がたまらないのでお掃除もしやすいです。

お手入れが簡単な排水口

清潔に保つためにも、こまめに掃除したい排水溝。最近の排水口のヘアキャッチャーは、髪の毛などのゴミをサッと取り除くことができます。

使いやすさ・快適性

洗面室は、使いやすさや快適性も重要です。家族の使い方や寒さ対策、収納なども考慮しながら、リフォームしましょう。

家族の使い方を考える

洗面室の役割はさまざまです。化粧などで座って使いたい場合は、椅子がしまえるカウンターがあると便利です。

洗濯機を置く場合、物干しや作業用のカウンターを設置すると便利です。ペットがいるご家庭では、洗面台で快適にシャンプーができると良いでしょう。

寒さ対策を万全にする

冬場に寒い洗面室で脱衣し、お風呂に入るとヒートショックの危険性があります。住まい全体で断熱性を高めるのが最も効果的ですが、洗面室に暖房を導入するだけでもその危険性は減ります。窓がある場合は、断熱性能の高いサッシへの交換や、現在の窓に内窓の取り付けという方法もあります。

    • 例えば、冬場の入浴時、寒い脱衣室では血圧が急に上昇し、湯船につかると一転急降下。ヒートショックを起こして意識が朦朧となる危険があります。ヒートショックを防ぐためには、住まいの中での温度差をなくすこと。住まい全体の断熱性向上が効果的です。

2ボウルで朝の混雑を解消

朝の身支度の時間が家族で重なってしまうなど、洗面台の混雑解消には2ボウルにするのが効果的です。使用時に気を使わずに済み、快適に過ごせる空間に。

最近は、帰宅後にすぐ利用できる玄関脇や、2階の寝室の近くなどにセカンド洗面を設置するのが人気です。

洗濯の効率がアップする物干し設置

取り外し可能な物干しが洗面室にあれば、雨の日や花粉の時期に洗濯物を内干ししたり、野外に干しに行く前に洗濯物をハンガーにかける作業ができて便利です。

天井に収納できる物干しなら、使用時にリモコン操作で竿を降ろして室内干しできます。

収納を充実させて家事がはかどる空間に

洗濯機の上などのデッドスペースを収納にすれば、限られたスペースの洗面所を有効活用できます。

洗面カウンターの奥行きをコンパクトにして、対面側にオープン収納を設ければ、家事がはかどる空間に。

洗面での作業を快適にする機能

朝の忙しい時間の洗面作業を快適にしてくれる機能は、毎日の身支度をスムーズにしてくれます。

節水効果もあるタッチレス水栓

毎日のちょっとした洗面行為に便利なタッチレス水栓。手をかざすだけで水が出るので、触れる場所が減り衛生的です。水の出しっ放しを防ぎ、節水にも役立ちます。

使いやすさを追求した収納

洗面室のリフォームでご要望の多い「収納の充実」。最近の洗面台は、鏡の裏の収納が充実しています。収納内部にコンセントが設置されているタイプが多いので、電動歯ブラシやシェイバーを充電できるなど、利便性が向上しています。歯ブラシや石けん類などで、湿気がこもらないように中が網棚になっている洗面化粧台もあります。

これまでムダなスペースの原因となっていた排水管の配置や構造を見直し、カウンター下の収納力もアップしています。扉も観音開きではなく、スライド式で物が取りやすいつくりに。

環境にやさしい機能

シングル水栓の場合、水だけ使うつもりでも、気づかないうちに給湯機が作動してしまうことがありました。最近の水栓は、そのような無駄遣いをなくす機能がついています。さらに、節水機能も充実しています。

お湯の無駄遣いを防ぐ水栓

水とお湯の切り替えの境に「カチッ」というクリック感を設けるなど、わかりやすい構造で、無意識にお湯を使うのを防いでくれます。

節水できるシャワー

節水機能も充実しています。TOTOの「エアインシャワー」は、水滴に空気を含ませることで、一粒一粒を大粒化。従来の水栓と比べて最大約20%節水します。

住友林業のリフォームなら

永く快適に使えるこだわりが詰まっています。ここでは、住友林業の洗面室リフォームについて、詳しく紹介します。

こだわりの空間を実現

洗面台や収納などシンプルな構成だからこそ、素材やデザインにこだわることで全体の雰囲気を大きく変えることができます。

住友林業のリフォームなら、国内主要メーカーの洗面台はもちろん、カウンターとボウル、鏡などを選ぶセミオーダーや、素材や寸法などを自由に選ぶフルオーダーまで、こだわりの洗面所づくりが可能です。

収納やお手入れのしやすい洗面室にリフォームしよう

リフォームをすると、洗面室が使いやすくなるだけではなく、お手入れもしやすくなります。最新機能を取り入れれば、毎日より快適に使用できますよ。永く使える洗面室にするなら、住友林業のリフォームへお気軽にご相談ください。